183コラム

2007年09月 アーカイブ

2007年09月07日

お得意さま招待セールに思う

関東地方を直撃した台風9号も去り、アパレル業界にとっては
本番のシーズンの訪れだ。
今年は猛暑が続き、夏物バーゲンを見送ったところもあるせいか
イベント会場で開催されている某デパートの
秋物招待セールを覗くとごった返すほどの賑わいに驚いた。
以前はメーカーや商社が身内の社内販売という形で
行っていたこのようなセールも、メーカーや
小売店それぞれの思惑からこのような形に変化してきた。
要するに、メーカーはプロパーで売れる期間が短くなる一方なのに、
大手百貨店に睨まれ在庫処分が思うようにできないジレンマと、
小売店は打つ手は打っても思うように売り上げが伸ばせない
という事情からこのようなシステムが台頭してきたと推察できる。
結局は消費者も得をすることになるわけで、
ウインウインに見えるこのシステム、果たして?

2007年09月04日

消費者が喜ぶ店づくり

地方に行くと、その町に溶け込んでいるな、
と感じる店に出会うことがある。
そういう店は決して豪華なつくりでも、
さしておしゃれでもないごく普通の店が多い。
小売業は好景気にも関わらず苦戦が続いている。
中には景気のいい話をしているところもあるが、
多分、話半分が実態だろう。
ファッションの世界は芸能タレントと似たところがあり、
明日のことが分からない浮き沈みが激しい世界。
メーカーはじめ、人気商品は鮮度が勝負と
一気に売り出すが、そこには必ず落とし穴が待っている。
ハイカイしていて感じることは、商品よりも販売員の応対振り。
驕れるもの久しからずは世の習い、
総じて注目を浴びているメーカー社員や扱い店は
消費者に対し、ぞんざいな態度が目立つ。
俗に言う”売ってやる”高飛車姿勢だ。
思い出すと、今は忘れられてしまったブランドや
取り扱っていた店も、飛ぶ鳥を落とす勢いだった時期には
同じようだったように記憶している。

そういう私にも倒産の過去。 反省も含めて。

メーカーは小売店を育て、経営者は販売員を育て、
販売員は消費者を育てる・・・
結局、消費者が喜ぶ店づくりは「人づくり」
ということになる。

     


 
[企画編集] 株式会社トランタンネットワーク新聞社 〒221-0052 神奈川県横浜市神奈川区栄町17-4-1403