183コラム

百貨店業界のCSR活動にひとこと

百貨店に限らず、最近の流通業界はある特定の個人客へのサービスを重視しはじめた。
景気はよくても消費はイマイチとの流通業界関係者の声に、言ってみれば暗中模索している状況でのひとつの策がこの一本釣り作戦。
リアル店舗の場合、設備投資やこのところの不動産市場の回復で、家賃の上昇に加え、慢性的な供給過剰、無店舗販売の普及という苛酷な環境でのたたかいが続くなか、抜本的な販売戦略の見直しが必要になってきた。
今やDMやチラシ広告の効果は下がり続け、単なる自己満足の世界になろうとしている。
この際、業界全体で過去の常識は現在の非常識、くらいの意識転換が必要な時期に来ていると考える。
そこで私から、すぐに結果を求めない長期的な戦略として、「直接ビジネスに関係しない地域とのつながり」を本気で強化することを提案したい。
都市型百貨店といえども同じである。いつも売らんかなだけでは親しみがわかない。
大きいなら、大きいなりに地域の人と付き合う方法はあるはずだし、外部にそういうノウハウを求める方法もある。

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都市型百貨店といえども同じである。いつも売らんかなだけでは親しみがわかない。
大きいなら、大きいなりに地域の人と付き合う方法はあるはずだし、外部にそういうノウハウを求める方法もある。
流行り言葉にもなっているCSR、「企業の社会貢献」活動は、消費者に分かりやすい方法で取り組むことが大切。そうすることが企業のイメージアップにつながり、消費者とのよりよい信頼関係が構築できると同時に売り上げアップにつながることは間違いない。
現在、百貨店業界でもそれなりのCSR活動は実行されているものの、はっきり言って現在の活動は消費者に見えていない。
今後、消費者と顔の見える百貨店のCSR活動に期待したい。

2007年04月16日
 
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